海外に長期滞在していると、パスポートの期限が迫ることもありますよね。
そんな時、わざわざ日本に帰国するのも大変です。
実は海外に滞在中でも現地でパスポートの更新をすることができます。
ただ、旧パスポートにある滞在VISAなどの問題が出てくるので要注意です。
では、海外でのパスポートの更新方法や条件、必要書類などをご紹介します。
海外でパスポートの更新はできる?
海外滞在時にパスポートの有効期限が切れそうになったら、日本に一時帰国するか、現地で更新することになります。
パスポートの更新は正しくは「切り替え発給」と言うそうです。
日本のパスポートを日本国外で発給する場合は、滞在国の日本大使館または日本領事館に行くことになります。
こういう時のためにも、日本大使館がどこにあるのか、どの町にあるのか、電話番号など、予め調べておいた方がいいですね。
特に、マイナーな地域ほど、こういった情報は必要となるかと思います。
海外でパスポートが期限切れになったら?
海外滞在時にパスポートが期限切れになったら、どうなるんでしょうか。
私の場合、滞在許可はパスポートの有効期限までしか貰えないので、パスポートの有効期限が切れる=オーバーステイ、不法滞在となってしまいます。
また、万が一期限が切れた状態では、その国を出国することもできません。
早急に最寄りの日本大使館または領事館に連絡して支持を煽って下さい。
そもそも、入国の条件に「パスポートの有効期限が残り○カ月以上」とある国も多い(3カ月や6カ月が多いですね)ので、そんなにギリギリのパスポートで入国することも無いと思いますが、
海外在住者となれば、滞在中にパスポートの有効期限が切れることもあるでしょう。
>>海外でパスポートが期限切れ。更新方法やビザページの注意など
パスポートの更新で海外在住ビザはどうなる?
新しいパスポートに切り替えたら、旧パスポートは失効します。
返却を希望した場合は、パスポートに穴を開けて失効処理されます。
失効してしまうと、滞在VISAや必要なスタンプも無効になってしまいます。
なので、予め必要なページを伝えておきます。
例えば、○○ページと○○ページは滞在VISAと、VISA申請に必要なスタンプなので、有効のままにしておいてください、と伝えておきます。
パスポートの有効期限よりVISA滞在許可日程が先の場合
注意したいのは、タイの場合はもし、VISA発行時にパスポートの有効期限が VISAの有効期限より早い場合は、パスポートの有効期限までしか滞在許可を貰えません。
その場合も、新しいパスポート更新後に速やかにイミグレーションオフィスに行って、本来のVISA有効期限までのスタンプを押してもらうことになります。
ただ、これは場所や職員によって違いがあるようで(さすがタイ)、新パスポートに切り替えてもVISAの期限は変更せず、再度VISAの更新手続きをしないといけないこともあるようです。
例えば
本来のVISA滞在許可の有効期限 2020年6月
この場合、まず2020年3月までの滞在許可がおり、パスポート切り替え後、新パスポートに6月までの有効期限に変更してもらえます。
が、新パスポート持参しても有効期限の変更をしてもらえなかったというケースを聞いたので、予め管轄のイミグレーションで確認されることをおススメします。
海外でパスポートの更新は期限切れ前にするべき?ビザは?まとめ
パスポートは私たちが海外で滞在するための最重要な身分証なので、問題なく速やかに更新したいですね。
手違いの無いよう、VISAなどが無駄にならないよう発給されますように。