日本から海外への送金にはマイナンバーが必要なことが殆どとなりました。
では、反対に海外から日本に送金した場合はどうなるんでしょうか?
マイナンバーは必要なのでしょうか?
海外在住でマイナンバーの無い私の実体験を綴ります。
海外からの送金を日本で受け取る方法
日本から海外への送金は、2019年1月以降、楽天銀行をはじめ殆どの銀行でマイナンバーが必須となっています。
私の試した限りでは唯一、トランスファーワイズがマイナンバー無しで送金が可能でした。
>>トランスファーワイズを使ってみた。口座開設や送金方法を徹底解説
ただ、トランスファーワイズは2019年6月現在、日本から海外への送金にのみ対応で、海外から日本への送金には対応していません。
今回、私は海外からの送金を受け取る必要があり、マイナンバーのことをすっかり忘れて楽天銀行を受け取り口座にしていたため、受け取れませんでした。
その時のお話しはここ。
>>楽天銀行で海外からの送金を受け取る場合の注意点とマイナンバー
手数料3,000円だけしっかり抜かれて返送されてしまった状態。
海外からの送金を日本で受け取るのにマイナンバーは必要?
そこで、口座を持っている某都市銀行のホームページを見たところ、海外送金には、送金にも受け取りにもマイナンバーが必要と記載されていました。
口座自体は海外在住でマイナンバー登録しなくても使い続けることができるとのことだったので、思い切って電話してみました。
マイナンバー登録していないこと、海外在住でマイナンバーを持っていないことを伝えると、
「そのまま送金してもらって大丈夫ですよ。」
とあっさり。マジか、、、
「もしかしたら、どういったお金なのか確認の電話があるかも知れませんが、金額はどれくらいですか?」
と聞かれたので「2、3万円です。」と答えたところ
「あ、それくらいなら電話確認も無いと思いますよ。」
とのこと。拍子抜けしました。
で、早速、送金元にSWIFTなど受け取り口座の必要情報を連絡をして送金手続きをしてもらい、待つこと、、、なんと翌日に入金されていました。
受け取り手数料は4,000円。
楽天銀行は3,000円だったのでこちらの方が高いですね。
結果、3万円ほどを送るのに手数料を合計7,000円払ったことになるのは痛いですが、受け取り不可になるかと思ったのでひと安心です。
というわけで、各銀行によって対応は違うでしょうし、金額にもよるかと思いますが、ホームページには載っていなくても実際はこのようにあっさりいくこともあるので、一度ご自身でご確認されてみてください。
私の場合は、この会話を勝手に記事にしていいのか確認していなかったので、「某都市銀行」とさせて頂きました。
海外からの送金を日本で受けるには。マイナンバーは必須なの? まとめ
海外送金は年々厳しくなっていると聞きます。
マネーロンダリングやテロの資金として使われていないか、などのチェックが理由でしょう。
今後はもっと厳しくなるかも知れませんね。
私も次回帰国したときに、ちゃんとマイナンバーを登録しておこうと思います。