海外への現金の持ち出し方法と限度額。日本円持ち込み制限にも注意!

海外への現金の持ち出し方法と限度額。日本円持ち込み制限にも注意!

海外に長期滞在するとなると必要となるお金。現金。

日本で所持している日本円を持っていくことになるわけですが、
実は意外と知らない人が多い、現金の持ち出し、ハンドキャリーについてご紹介します。

>>日本に一時帰国中に絶対やることリスト 帰国前の準備も忘れずに!


海外への現金の持ち出し方法

海外への現金持ち出す方法と言えば、そのままバッグに入れていくのが一番ですよね。
少し前ならT/C トラベラーズチェックも定番でしたが、最近はあまり聞かないような気がします。

現金は受託手荷物に入れて預けず、貴重品バッグと共に身に着けておくのは大前提ですが、
実は現金持ち出しにも制限があるって知ってました?

海外への現金持ち出し限度額

日本円の現金を海外へ持ち出すことは可能ですが、申告無しで一度に持ち出せる限度額が決まっています。

原則として、無申告で持ち出し可能なのは1人100万円まで。

と言っても、この限度額を超えて持ち出してはいけないというわけではなく、出国時に税関で申告すればいいのです。

100万円未満なら、申告無しで持ち出しても問題ありませんが、
100万円相当以上を持ち出す場合は申告してくださいね、ということです。

申告したからと言って、その場で税金が掛かるというわけではありません。

恐らくマネーロンダリングや脱税を防いだり規制するため、または犯罪に絡む取引を検挙する目的なので、特に何も悪いことをしてない場合は恐れる必要はありません(笑)

とは言え、かなりの大金を持っている場合はセキュリティーチェックで分かりますので、色々と質問される可能性があります。

金額が多い場合は、トランスファーワイズで海外送金するというのも手だと思います。
為替手数料が掛からないので、レートが良いときを見て送金すれば、現金を両替するより良いかも知れません。
>>トランスファーワイズを使ってみた。口座開設や送金方法を徹底解説

申告が必要なケースとは?

持ち出しに申告が必要なのは、現金に限らず「100万円相当の現金等」なので、
小切手、トラベラーズチェック(T/C)、約束手形、証券を含みます。
また、貴金属(純度90%以上の地金)が1キロを超える場合も申告が必要です。

現金持ち出しの申告場所と申告方法

空港の、セキュリティチェックの先にある税関(だいたい出国審査の前にあります)で「支払手段等の携帯輸出申告書」を記入して提出します。
用紙は税関のカウンターに用意してあります。
関空にいたっては、職員が1人座っているだけの小さいカウンターでした。

私も申告したことがありますが、その時は150万円ほどだったからか特に現金現物を確認されるわけでもなく、色々聞かれるわけでもなく、用紙に名前や住所、パスポート番号など必要事項を記入して項目にチェックするだけでした。

現金持ち出し申告のメリットとデメリット

規定額以上の現金持ち出しは申告しないといけないルールなので、申告のメリットやデメリットがどうという話を書くのもどうかと思ったのですが、申告した方がいいと私が思う理由を書いておきますね。


申告するメリットは、出入国時はもちろん、例えば海外の滞在先で大金を両替しようとしたとき、または銀行に預け入れしようとしたとき、
現金の出所の確認を求めらることもあるかも知れません。
マネーロンダリング、脱税、犯罪や違法な取引で得た現金じゃないのかと疑われた場合などですね。

そんな時にも、きっちり申告しておく方が、そのお金が日本から正当な方法で持ち出し当該国に持ち込んだことの証明ができますし、日本へ持ち帰った時にも証明となります。

なので、申告しておいた方が自分の身のためかな、というのが私の見解です。

最近は楽天銀行の海外送金でもマイナンバーが必須となりました。
国を跨いでお金を動かすのは、どんどん厳しくなってきましたね。
>>トランスファーワイズと楽天銀行を比較!送金手数料や為替レートは?

日本への現金持ち込み制限は?

では反対に、日本へ入国時の現金持ち込みはどうなるのでしょうか。

日本への現金持ち込みは、持ち出し時同様に、100万円相当以上は申告が必要です。
日本円に限らず、外貨も含めて100万円相当となります。

海外で日本円現金の持ち込み制限

日本で申告したからと言ってそれでOKではありません。
日本と同様、海外の渡航先でも、入国に持ち込みの申告が必要な場合があります。

金額は国に寄って違いますし、チェックの厳しさも国に寄って違います。
が、上述の理由で、申告しておいた方が無難です。
(無難も何も、しないといけないのですが。)

また、日本で持ち出しの申告をしたからと言って、海外での入国時に持ち込みの申告をしなくていいというわけではありません。
必ず両方の国で必要になります。

例えば、

アメリカ
1万米ドル相当額を超える持ち込みは申告が必要

カナダ
1万カナダドル相当額を超える持ち込みは申告が必要

オーストラリア
1万AUD(オーストラリアドル)相当額を超える持ち込みは申告が必要

EU圏内の国
(フランスやドイツ、イタリア、スペインなどヨーロッパのEU圏内の国)
1万ユーロ相当額以上の持ち込みに申告が必要。

タイ
2万USドル相当額以上の持ち込みに、申告が必要

中国
中国元は2万元まで持ち込み可能。
外貨は5,000米ドル相当額以上の持ち込みに申告が必要。

韓国
1万米ドル相当額を超える持ち込みは申告が必要。

台湾
持ち込み可能な台湾元は10万台湾元以内。
外貨は、1万USD以上は申告が必要。

など。
変更になることもあるので、渡航前には最新情報を必ずご確認下さい。

>>日本に一時帰国中に絶対やることリスト 帰国前の準備も忘れずに!

海外への現金の持ち出し方法と限度額。日本円持ち込み制限にも注意! まとめ

あまり大金を持って飛行機に乗るのも心配なので、私はだいたい海外送金にしています。
レートは現金より劣りますし送金手数料も掛かりますが、レートの良いときに両替すればいいかな、と考えています。

最近は送金には専らトランスファーワイズを利用しています。
トランスファーワイズについてはこちらに詳しく書きましたので、ご参考までに、です。


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