海外送金サービス・トランスファーワイズを使った送金方法を詳しく解説します。
トランスファーワイズでの海外送金は、口座開設と本人認証が終わってからになりますので、
口座開設がまだの方やトランスファーワイズの仕組みについてはこちらの記事をどうぞ。
トランスファーワイズの送金方法
トランスファーワイズのアカウントが開設できたら後は送金するだけ。
トランスファーワイズ海外送金の全体的な流れは
⇒送金したい日本円をトランスファーワイズの日本の口座に入金
⇒トランスファーワイズの現地口座から送金先(受け取り)口座に入金
となります。
トランスファーワイズの詳しい仕組みはこちらの記事へ。
>>トランスファーワイズを使ってみた。口座開設や送金方法を徹底解説
トランスファーワイズで日本円を送金する手順
では、実際に画面を見ながら送金方法を説明しますね。
口座開設時に作った送金手続きをそのまま使う場合は、取引履歴から作成した送金プランを選択します。
⇒既存の送金手続きがある方は入金手順へ
今回新たに送金手続きを作成していく場合は、このまま次へお進みください。
新規で送金手続きを作成する
では、新規で送金手続きを作成する場合の解説をします。
1、送金手続きを作成
ダッシュボードの取引履歴(ログインすると最初に開くページ)を開いて、緑色の【送金する】ボタンをクリックします。
もし違う画面が出てしまった場合は、左のリストから【取引履歴】を選択します。
それも見えない場合は、画面左上にある三本線をクリックして【取引履歴】を選択します。
2、送金額を入力
次の画面で送金額を入力します。
まずは右側で送金する通貨と、受け取る現地通過を選択します。
送金金額を入力すると、自動的に手数料や受け取りの金額が下の枠(黄色の〇)に表示されます。
最初のまま変更しなくていいです。
日本円の送金には現時点で銀行振込しか選択できません。
➁送金手数料
タイバーツの場合は両替額の0.9%+150円※送金先の通貨によって違います。
➂手数料を引いた額
この金額が、実際の両替額となります。
➃為替レート
48時間以内に入金確認ができれば、このレートが適用されます。
また、逆に受け取りたい金額を指定することも可能です。
先ほどの画面の、下の枠に希望の受取金額を入力すると、日本円でいくら入金が必要かが計算されます。
この場合だと、20万バーツ受け取るのに、674,683円必要ということになります。
分かりやすいですね。
トランスファーワイズの手数料計算方法についてはこちらの記事をどうぞ。
>>トランスファーワイズの手数料と為替レート、送金日数とお得な裏ワザ
下に着金予定日が表示されていますが、この時点では大まかな目安程度に考えておいてください。
土日祝を挟む場合は、その分遅くなります。
金額を確認したら下の緑色のボタン【次へ】をクリックして、次のページへ。
3、送金相手の選択
送金相手を選びます。
口座開設時に既に登録した銀行口座がある場合は、下のようになっていますが、
まだ登録されていない場合は新規の相手のみ(【自分自身】【他人】)が表示されます。
この中から該当するものをクリックすると次のページに進みます。
自分自身に送金する
自分自身に送金する場合は、自身の受取口座情報を入力します。
口座名義は英字で、受取銀行に登録されている通りに入力します。
銀行名は間違えやすいのでSWIFTを入力するか、銀行名を途中まで入力するとリストが出てきます。
他人へ送金する場合
他人へ送金する場合は、送金相手の詳細を記入します。
➁送金先の銀行口座の名義人をフルネームで記入
➂~➅受取人の住所
➆受取人の口座詳細を知っています、にチェックを入れる
➇受取先の銀行名を入力(SWIFTを入力するか、銀行名を途中まで入力するとリストが出てきます。)
➈口座番号を入力します。
全て正確に入力しないと、着金の遅れや送金トラブルの元です。
内容を確認したら、下の緑色の【次へ】ボタンをクリックして次のページへ
4、送金目的を選択
送金目的を選択します。
・毎月の生活費
・家賃やその他財産に関する支払い
・授業料・留学費用
・旅費
・医療費
・慈善寄付
・商品やサービスへの支払い
恐らく、これらのどれかに当てはまると思うので、最も適したものを選択します。
5、送金内容の確認
これで、登録した送金内容が出てくるので、確認します。
受取人にメッセージを送りたい場合は、下の枠に入力します。
受取銀行が対応可能な場合のみメールが送信されます。
送金額、受取額、受取口座、口座名義などを確認して、間違いがなければ、下の緑色の【確認して続行】をクリックします。
なぜか利用規約は英語で表示されるのですが、きっちり読んで合意の上でチェックしてください。
チェックを入れたら、右下の【確認】ボタンを押します。
–
6、入金方法を選択
トランスファーワイズへの入金方法を選択します。
ん?なぜトランスファーワイズの口座に入金するの?と疑問に思う方は、こちらの記事をどうぞ。
>>トランスファーワイズの仕組み
現時点で日本円の送金には、デビッドカードやクレジットカードの入金には対応していません。
入金は銀行振込のみとなります。
右側に送金内容が表示されています。
確認して下の青色のボタン【送金手続きへ進む】をクリックします。
7、入金方法の選択2
次の画面で、銀行振込の方法を選択します。
オンラインバンキング、テレフォンバンキング、店頭振込の3つから選択して、下の青色のボタン【続行】をクリックします。
私はいつもオンラインバンキングで入金しています。
8、入金口座情報
トランスファーワイズの入金口座が表示されます。
上部に、入金期限(レート保証)の日時が出るので、その期限までに入金すると、表示された通りの金額を受け取ることが可能です。
会員番号は、トランスファーワイズ管理画面右上の、自分の名前にカーソルを合わせると表示されます。
ネットで振り込む場合は、このまま別のウィンドウを開いて振込して、振込完了をクリックします。
取引番号や、入金完了画面のスクリーンショットやスリップを添付する必要はありませんが、万が一振込が完了しなかった時のために自分用に控えておきましょう。
後で振込む場合はその下の【後で振り込む】をクリックします。
9、送金手続きの作成完了
これで、新しい送金手続きが作成されました。
次のようなメールが届きます。
タイトルは【送金手続きが作成されました】
送信者名は【TransferWise】
10、進行状況を確認
先ほどのメールの【送金を追跡する】をクリックするか、トランスファーワイズのダッシュボードの、取引一覧から、送金状況の確認ができます。
送金手続き開始後すぐは、入金確認待ちになっているかと思います。
まだ入金していない場合は、この欄から入金完了を知らせることができます。
入金完了通知をしていないと、入金確認が遅れる可能性があるとのことなので、必ず「入金しました」の通知はクリックしておきましょう。
特に週末や連休はその分、着金が遅れるのでご注意下さい。
入金が確認されると、次のような画面に更新されます。
また、トランスファーワイズから【ご入金を確認いたしました(#手続き番号)】というタイトルのメールが届きます。
11、送金開始
トランスファーワイズより送金先の銀行に送金手続きが開始された旨のメールが届きます。
メールのタイトルは【送金手続きを開始しました】
また、他人の口座に送金した場合は、この時に受取相手にメールが届きます。
英語とタイ語が混ざっていますね。
この辺は、送金先の国や銀行の対応によるのでしょうか。
この時点では、受取人の口座にはまだ着金していません。
12、着金(受け取り)
送金のお知らせから半日~1日で、相手先の口座に入金されました。
この時間は、手続きしたタイミングや銀行など、その時の状況によるとは思いますが、だいたい着金予定日通りに着金しました。
トランスファーワイズからは着金したかどうかのお知らせは特にありません。
取引銀行で、入金があった場合にメールやSMSの通知が届くよう契約されている場合は、銀行からの通知が届くかと思います。
以上で、トランスファーワイズの送金が完了しました。
トランスファーワイズ2回目以降の送金について
2回目以降に同じ銀行口座に送金する場合は、とても簡単。
ダッシュボードの取引履歴から選択します。
選択したら、完了した送金状況画面が開くので、その下にある緑色の【この送金をもう一度行う】をクリックすればOKです。
この時に、送金金額や受取金額を変更して入力することも可能です。
トランスファーワイズの送金方法を図解で説明!入金から受け取りまで まとめ
トランスファーワイズは実際の海外送金ではなく2回の国内送金ですので、着金は他の送金方法より早いんじゃないかと思います。
トランスファーワイズの前は楽天銀行で海外送金をしていたのですが、楽天銀行も手数料が安いと評判でしたよね。
では、どちらがお得に送金できるんでしょうか。比較してみました。
>>トランスファーワイズと楽天銀行を比較!送金手数料や為替レートは?
トランスファーワイズの口座開設についてはこちらをご参考下さい。
>>トランスファーワイズの口座開設や送金方法を徹底解説